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先日ラジオに大手パチンコメーカー女性社員が匿名で出演していた。
パチンコ業界の裏情報を内部告発するような内容だった。
学生の頃は時々パチンコ屋に出入りすることもあったが、もう30年近くのぞいた事が無い。
昔は店の入り口付近の交換機で玉を買って気に入った台で遊んだが、最近はパチンコ台に直接現金かプリペイドカードを投入すると玉が出てくるらしい。
現金の方がすぐ遊べるので便利なように思うが、最近のパチンコ店の9割がプリペイドカード型らしい。
何故なんだろう?
女性社員の解説で謎が解けた。
パチンコ店に設置できる機種を許可するのは地元の警察だそうだ。
パチンコ台を作るメーカーに警察OBが天下っているらしい。
警察OBの勤めるパチンコ台メーカーがプリペイドカード型の台を作っているので、現職の警察はOBの顔を立ててプリペイド型の機種を店に設置できる機種に選定しているということであった。
さらにこの認可は期限が3年ということで、まだまだ使えるパチンコ台を入れ替えしなければならないため、弱小のパチンコ店は台の入れ替え資金が調達できなくなりつぶれてしまうということであった。
国は規制緩和推進と言いながら実際は天下りの会社を儲けさせるために規制を強化しているということだ。
そういえば最近あちこちに大型のチェーン店が出店する一方で小さなパチンコ店がどんどん潰れているのを見かける。
パチンコ業界でも二極化が進み、資本を持った一握りの勝ち組が更に規模を拡大し、商店街の一角にあった小さな店は無くなっていく。
その陰に警察OBの天下りが大きく関わっていることに驚いた。
我々医療業界では2011年には診療報酬をオンラインで請求しなければならなくなるが、現在使っているコンピュータは使えなくなるらしい。
全国の医療機関が一斉に一つの機種を導入しなければならないとしたら、そこには大きな利権が絡んでくる。
厚生官僚の天下り先が選定されることは充分考えられる。
現場で必死にがんばっている人たちを踏みにじって一握りの人間が甘い汁を吸うようなことは絶対にさせてはならない。
この国がこんなにもゆがんでしまったのは役人の天下りに大きな原因があるように思う。